2T-07
無線ネットワークにおける干渉除去を用いた省電力化の検討
○村上 遼,小林 真,中川 翔,西田昇平,渡辺 尚(阪大)
近年,スマートフォンなどのバッテリ電源で動作する機器による無線ネットワークへの接続が増加している.
バッテリ電源で動作する機器はバッテリ電力容量に限りがあるため,電力消費を削減する必要がある.
現在,無線LANに接続するクライアントが消費電力を削減するために,無線LANの規格である802.11標準では省電力モードが定められている.
しかしながらIoTの名の下に,よりバッテリ電源容量が少ない小型無線端末による無線ネットワークへの接続が増加してきており,さらなる無線ネットワークの省電力化が求められている.
本稿では,さらなる無線ネットワーク消費電力削減のための,干渉除去技術を用いた省電力化手法を検討する.

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