2T-05
Radio over Fiberを用いた多アンテナミリ波無線LANにおける動的チャネル割り当てアルゴリズムの基礎検討
○櫛田裕樹,村上航大,石原 進(静岡大),真野 浩(コーデンテクノインフォ),高井峰生(UCLA)
従来の無線LANよりも伝送速度を大幅に向上できるミリ波無線LANの実用化が注目されている.ミリ波は大気による減衰が大きく遠方まで届かないため,各AP(アクセスポイント)あたりの通信可能範囲が狭くなる.そのため,従来無線LANより多数のAPが必要になり,その設置コストが高いことが問題となる.そこで筆者らは,多数のアンテナを設置し,各アンテナを光ファイバでAPに接続することで,少ないAPで通信可能範囲を確保し,ユーザ密度に応じて動的にチャネル割当を行うことで低コストかつ効率的なチャネル利用を可能とする方法を提案している.本稿では,動的なチャネル割当における効率的な割当アルゴリズムについて検討する.

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