2S-09
マーカレスARを用いた無線センサネットワーク可視化システムの提案と実装
○伴 拓実,星野裕貴,鈴木秀和(名城大)
無線センサネットワーク(WSN)を構築するセンサノードは小型であり,かつ壁に埋め込まれている場面が想定される.そのため,WSNの構築された現地では,センサノードの存在を瞬時に把握することが困難である.このことから,WSNの保守や管理,障害対応の際,管理者が現地ですぐにWSNを目視で確認できると有用である.筆者らは,マーカレスAR(Augmented Reality)を用いたWSN可視化システムを検討してきた.検討システムは,SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)により抽出した特徴点に基づいてセンサノードを認識し,WSNを可視化する.本稿では,WSN可視化に関する基礎実験を行うため,検討システムの一部をプロトタイプとして実装し,その動作検証を行った.

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