2S-06
フラッディングに関するノード中心性指標の有用性の検証
○中川博文(岐阜大)
本論文では、MANETのルーティングの際に重要な役割を担うノードを特定する「フラッディングに関するノード中心性」の、大規模ネットワークにおける有用性の検証を行う。ノードの移動に伴い、頻繁にルーティングテーブルの再構成が必要であるMANETには、媒介中心性等の代表的な中心性指標を適用することが出来ない。そこで、フラッディングに関するノード中心性が提案されている。しかし、検証は比較的小規模なネットワークで行われており、また、使用されているネットワーク生成モデルも限定されている。よって本稿では、大規模なネットワーク及び他の様々なネットワーク生成モデルに対し、フラッディングに関するノード中心性の有用性の検証を行う。

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