2S-05
複数の通信メディアを利用した車車間センシングデータ共有システムにおける妨害攻撃の影響の評価
○植田雄介(静岡大),Mario Gerla(UCLA),石原 進(静岡大)
現在想定されている車車間通信を用いた衝突事故防止システムでは,車両間で位置・速度等の情報を交換し,お互いの位置を把握することで事故を防止している.このシステムの一課題として,妨害電波により通信が阻害され,他車両の位置が把握できず,事故を引き起こす恐れがあることが挙げられる.本研究では,車車間通信のみを利用するのではなく,直進性が高いため通信範囲が狭いが妨害に強い可視光,あるいはミリ波を用いた通信を併用した衝突事故防止システムを検討する.本稿では,この衝突事故防止システムにおけるメッセージ通信に対する妨害電波の影響を評価する.

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