2S-02
柔軟な無線マルチホップネットワークのための落下無線センサノード
○塙 卓也,西野 豊,桧垣博章(電機大)
空中から観測領域内に多数の無線センサノードを散布して, 落下中に観測データを収集する無線マルチホップネットワークがある. 無線マルチホップネットワークにおいて, 無線センサノード間で高い接続性を得る手法として, 無線センサノード自身の移動によるネットワークトポロジの変更が有効な手法のひとつである. しかし, 一般的に無線センサノードに備えられた電源容量は限られていることから, 電池切れによるネットワークの接続性の低下が問題となる. 本論文では, 空中からの自然落下のような単一方向の移動環境下において, 落下速度を変更し, 相対的な位置を移動するための動力を必要としない無線センサノードの機構を考案する.

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