2R-08
深層学習を用いた画像を説明する文生成手法の一考察
○松尾映里,小林一郎(お茶の水女子大),西本伸志,西田知史(NICT),麻生英樹(産総研)
近年、ニューラルネットワークを用いた深層学習によってこれまでの研究成果をさらに飛躍させる技術が次々と開発されている.本研究においては、その深層学習を用いて、画像に映っている事象を言葉で説明するキャプション付けの手法の開発を目指す.既に多くの先行研究が報告されているが、実用的な説明文章を生成するためには画像中の物体間の関係の解析、文法や構文情報の学習などの挑戦的な課題が多く残されている.そこで本研究では、画像を説明するにあたって画像のどこに注目すべきかを自動的に学習するAttention Mechanismの導入を検討し、より人間の情報処理機構を捉えたプロセスでの説明文の生成に取り組む.

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