2P-05
パラメータの自動調整が可能なカオス四元数多方向連想メモリの改良
○白石 充,長名優子(東京工科大)
本研究では、パラメータの自動調整が可能なカオス四元数多方向連
想メモリにおけるパラメータの自動調整方法の検討を行う。提案モ
デルは、3つ以上の層から構成されており、各層は、キー入力部と
文脈情報部の2つに分けられている。キー入力部は四元数ニューロ
ンモデルから、文脈情報部はカオス四元数ニューロンモデルから構
成されている。カオス四元数多方向連想メモリでは、文脈情報部の
状態がカオスによって変化することで1対多の連想を実現しているが、
その想起能力はカオス四元数ニューロンモデルのパラメータに依存
しており、適切な値に設定するには試行錯誤が必要になる。提案モ
デルでは、内部状態に応じてパラメータの自動調整を実現するが、
その方法について検討を行う。

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