2N-04
イラスト制作支援に向けたラフ画像の線画化
○小川 徹,山崎俊彦,相澤清晴(東大)
本研究ではイラスト制作の工程におけるラフ画像から線画をおこす手順を自動化することを目的とする.
現在イラスト制作の各工程はイラストレータが手作業で行うのが一般的であるが,
ラフ画像を線画にする工程は機械的な作業が多く,画像処理技術による効率化が期待できる.
主な処理はラフ画像に含まれている線を統合し線画の線を生成することであり,
ここでいかにラフ画像に含まれる線をクラスタリングするかが課題となる.
既存の研究では角度や相対位置といった線の局所的な特徴量をもとにクラスタリングを行うものが多いが,
統合が不十分あるいは不必要に統合されてしまう問題があった.
本研究ではイラストレータによるラフ画像と線画のペアをもとに機械学習を行い,
適切なクラスタリングを行うことを目指す.

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