2M-06
集団検出のためのジェスチャーコミュニケーションの認識
○山田花穂,吉田武史,鷲見和彦(青学大),波部 斉(近畿大),満上育久(阪大)
動画像から集団を検出し,人物の役割や関係性を推定することで,デジタルサイネージのより良い情報発信に応用できる.従来の集団検出手法では,姿勢推定および人物移動軌跡量の推定が重要な要素であり,これらを特徴量として使用したものが多い.一方,他人の呼びかけに反応を示す行為,身振り手振りなどのジェスチャー行為といった他人とのインタラクション情報もまた集団検出において重要な要素となり得る.しかし映像から集団を構成する人物のジェスチャーを検出する手法は未だ確立されていない.そこで本研究では,従来の身体のパーツを抽出する手法に,時間軸方向の特徴量を加えて,集団で行動している人物が頻繁に行うジェスチャーを検出する手法を提案する.

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