2J-06
Webサービス自動構築を目的としたJavaアプリケーションに対するRESTインタフェース自動生成
○石川諒大,名倉正剛(日大)
REST (Representational State Transfer)は,従来のSOAPやWSDL (Web Services Description Language)ベースのWebサービスに代わる単純な Web サービス実現手段として普及している.我々はRESTによるWebサービスの自動構築を実現するために,Javaアプリケーションを公開するためのインタフェースを自動生成する手法を提案する.提案手法では,対象のJavaプログラムのパッケージ名やクラス名,メソッド名を基準にHTTP公開のためのパスを決定し,元のメソッドと同一インタフェースを備えた,RESTインタフェース経由で呼び出し可能なJavaプログラムを生成する.さらに,オブジェクトを公開する場合は,RESTful原則を満たすインタフェースを生成する.提案手法により,開発者は通常のJavaアプリケーション開発と同様にJavaプログラムを記述するだけで,Webサービスの開発が可能になる.

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