2H-09
重力計算アプリケーションにおけるPEACH2へのオフローディング
○鶴田千晴(慶大),三木洋平(筑波大),金田隆大,天野英晴(慶大)
複数ノードを持つGPUクラスタを開発する場合、ノード間の通信レイテンシがボトルネックとなる。そこで筑波大学ではノードを跨いだGPU間通信を可能にするHA-PACS/TCAと呼ばれるスーパーコンピュータが開発・運営されている。HA-PACS/TCAを実現するために各ノードのGPUにおいて直接通信を可能にするためPEACH2と呼ばれるスイッチが開発された。PEAHC2は非常に大きなFPGAを用いて実装されているため、FPGA使用率が低い。そのため我々はこの余剰リソースを用いることで本来通信機構として用いられていたPEACH2にN体シミュレーションの一部演算をオフローディングし、高速化を図った。

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