2H-06
カラム指向型データベース向けFPGA NICハードウェアキャッシュ機構
○濱田耀彦,松谷宏紀(慶大)
カラム指向型ストレージは構造型ストレージ(NOSQL)の一種であり、行ごとに可変個のカラムを持つ事ができる。データは行キーを基に行単位でソートされているためスキャン範囲を指定したデータの取得を行う事ができる。本研究ではFPGA(Field-Programmable Gate Array) NICを用いたハードウェアキャッシュ機構によるカラム指向型データベースの高速化手法を提案する。具体的にはPCI Express経由でホストPCに接続され、10GbEインタフェースを持つFPGAボード上で動作するカラム指向型データベースのハードウェアキャッシュ(HBase Cache、HBC)の設計及び試作の実装を行い、HBCによって大幅な性能向上が可能である事を示す。

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