2F-06
一般家庭の電力需要データの特徴分析と宅内行動推定への適用
○吉田由起子,吉田宏章,竹林知善(富士通研)
現在、国内の電力会社は全利用者に対する電力スマートメーターの設置を進めており、一般家庭においても従来の月次電力使用量と比べてより細かい計測粒度の電力需要時系列データが取得できるようになる。
著者たちは、電力スマートメーターの普及によって可能となる次世代サービスのための分析技術の検討のために、一般家庭の電力スマートメーター・データにはどのような特徴が見られ、データからどのようなことが分かるかについて調査・分析を行っている。
本稿では、一般家庭群から取得された電力需要時系列データを用いて、計測粒度を変えた場合の電力需要の変動パターンの現れ方や住居ごとの電力需要パターンの差異等についての分析と変動パターンの特徴を利用した宅内行動推定について報告する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会