2E-01
対話型キャラクタエージェントを用いたコミュニケーションによる高齢者の見守りシステム支援方式の提案
○武田風太,鈴木慎太郎,矢島敬士(電機大)
超高齢化に伴い、独居要介護者の増加やケア・マネージャの多忙化が問題となっている。その結果、高齢者のコミュニケーション不足や孤独死が引き起こされている現状がある。本研究では、これらの課題を解決するために、対話型キャラクタエージェントを用いた見守りシステム支援を提案する。タブレット上に表示したエージェントに積極的にかつ寄り添う会話を行わせることで、高齢者のコミュニケーション不足を解消する。また、高齢者のスケジュールを把握することによって、帰宅時間なのにまだ帰っていない、家にいるはずなのに応答がない、といった異常事態を検知出来るようになり、既存の見守りシステムの精度向上に役立つ。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会