2D-01
電力自由化を想定したプライバシ保護データシェア手法の提案
○今西智哉,岡田健吾,西 宏章(慶大)
通信機能が備わった電力メータである,スマートメータ導入に伴い, リアルタイムで家庭の電力利用状況を把握することが可能となり,これらのデータの有効利用が考えられている.2016年より電力小売り部門の自由化が始まり, 各家庭は電力を購入する電力会社を選ぶことができるようになる. そのため同じ地域の家庭でも異なる電力会社と契約する場合が予測され, 電力利用データの点在化が進む.点在化したデータを利用する場合, 企業間でのデータシェアする必要があるが, 電力利用データはプライバシ情報と考えられており, 匿名化処理が必要である. 本研究ではプライバシを保護しつつ, 各企業が保持する電力利用データをシェアする方法を提案する.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会