2C-05
可変ブロック分割によるDiAnaアルゴリズムの改善について
○松川 瞬,板倉賢一,鈴木幸司(室蘭工大),早野 明(JAEA)
岸壁等の岩盤の形状を現す点群データを用いて半自動的に割れ目を抽出する方法の一つに、DiAnaアルゴリズムがある。
DiAnaアルゴリズムでは、格子状に並んだ一定サイズのブロックで点群を分割し、それぞれのブロック内にある点にフィットする面を生成し
て不連続面を判別する。
その際,より実際の岩盤形状に近い結果を得るためには、可能な限りブロックのサイズを小さくする必要があるが、点群データに多大なノ
イズが含まれていた場合、点群の配置とノイズの大きさによって、最適なブロックサイズは異なる。
そこで本研究では、割れ目の抽出精度を向上させる為に、ブロックのサイズを変えて分割を行う手法について検討した。

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