1ZD-09
全国版水稲早期警戒・栽培支援システムAMATERASの開発
○佐々木優太,渋谷凪沙,南野謙一,後藤裕介,渡邊慶和(岩手県大)
近年,地球温暖化の影響により,地上平均気温の上昇や異常気象が発生し,様々な被害を引き起こしている.水稲の生育において,強い低温や高温などが悪影響を及ぼす.そのため,生産者は気象状況を把握し,それに応じた対策をとらなければならない.しかし,現状では①警戒情報を利用する環境が整っていない,②被害対策のための判断材料が少ないため,大きな被害が出ることがある.
 そこで,本研究では異常天候に適応した生産者の栽培支援を目的として,水稲に関する各種の警戒情報と栽培支援情報を全国に提供し,農業情報活用ツールから必要な情報を入手可能なシステムAMATERASの開発を行ったので報告する.

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