1ZD-06
自律型ビニルハウスのための組込みコンピュータを用いたセンシングシステムの研究
○重住禎彦,松崎隆哲(近畿大)
 今日においては、様々な機器や設備を動作させるために、機器にセンサを利用した制御システムが組込まれている。機器に組込みシステムを使用することで機器動作を自動化でき、人的負担の軽減や使用環境の広がりが見込め、機器をより効果的に利用できるようになる。しかし、その機能が多元化するほど、制御に必要な項目が増え、制御システムの複雑化と莫大なコストの問題が発生してしまい、個人レベルでの利用ができない。
そこで、個人レベルでも利用可能な制御システムを考察する。その応用例として、ビニルハウスで用いる水耕栽培の液体肥料自動補充システムの構築を行った。本稿では、自律型ビニルハウスと構築したシステムについて評価する。

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