1ZC-05
標的型攻撃対策のための体験型学習システムの開発と評価
○今村彰吾,大関和夫,平川 豊(芝浦工大)
 近年、特定の個人や組織の情報を狙って行われる、標的型攻撃メールが増加している。そのようなメールに添付されるマルウェアは攻撃者が事前にアンチウイルスソフトを用いて検査していることが多いため、アンチウイルスソフトで検出されない場合が多い。
 そこで利用者が安心できるようになるために、利用者自身に標的型攻撃メールへの対処方法を身につけてもらうことを目的とした体験型学習システムを開発した。具体的には、一番攻撃が多いとされるWindows環境を対象に、添付ファイルがマルウェアと分かるようになる解析手法と、誤ってマルウェアを動かしてしまった場合の対処方法を学ぶ。

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