1ZB-03
擬似的三次元コピー機のインタラクション拡張法とその応用
○上原悠永,水野慎士(愛知工大)
擬似的三次元コピー機は、三次元物体から運動視差に基づいた立体視CGコピーを生成するとともに、ユーザの手を用いた操作が可能なインタラクティブなCGシステムである。本論文では、システムにおけるインタラクションの拡張を行い、その応用を提案する。ここではインタラクションの拡張として深度情報に基づく安定した両手位置の認識手法を開発する。これによりユーザは両手を使用したより多彩な操作を行うことが可能となる。さらに、両手を使用した新たな操作として、立体視CGコピーの拡大・縮小、回転、移動操作を実現する手法を開発する。これらの拡張により「擬似的三次元コピー機」でのインタラクションが多彩になり、展示物として教育や芸術で、インタラクティブなデジタルコンテンツとしてエンターテインメント分野等での活用が期待できる。

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