情報処理学会 第78回全国大会講演要旨

ルールベースメール配送システムRMXにおいて、先行研究としてセキュリティ上の問題がある望まれないメール配送を防止するために導入された送信許可機構では、送信者と配送先との関係性まで考慮した詳細な送信制限が可能であるものの、許可する配送先を指定する許可ルールのみの定義により許可設定を行うため、その複雑化が問題であった。本論文では、この問題を解決するために、許可ルールと拒否ルールの定義により送信制限を行う機構を提案する。