1Z-09
音刺激の提示を伴う合成反力知覚に関する研究
○定司 栞,小宮山摂,盛川浩志(青学大)
近年、ARやVRではマルチモーダル分野の様々な研究が進められてきているが、触覚と聴覚の相互作用についてはまだ研究の余地が多くあると思われる。触力覚の再現はデバイスの制約が大きいため、この相互作用について情報を得られれば、仮想空間においてより現実性の高い触力覚の再現が可能になると考えられる。
そこで本研究では力覚入出力デバイスと仮想物体の接触時に音が再生されるシステムを用い、触れた際に様々な音量と音色を提示する実験を行う。その際仮想物体に対して被験者が感じた硬さについて解析することにより、物体に触れた時に発せられる音量と音色が硬さの知覚に及ぼす影響について明らかにする。

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