1Z-01
調味料メタファーに基づく食卓インタフェースデバイス
○甲藤仁美,的場やすし,椎尾一郎(お茶の水女子大)
拡張現実を利用して食事をインタラクティ ブにする手法は多数提案されている。筆者らは食卓上で使用する際に直感的な動作で利用できるものとし て調味料容器に着目し、胡椒の瓶、ケチャップのチューブ、醤油の瓶を模したデバイスを開発した。胡椒瓶型デバイスは容器を振る動作、チューブ型デバイスは容器を握る動作、醤油瓶型デバイスは傾ける動作により操作する。これにより、食事の場に合わせたわかりやすいメタファーに基づいた、食事の場にふさわしいインタフェースを提供する。また、これらのデバイスの応用例として、天井に設置したプロジェクタから色を投影することで仮想的な食品着色料を実現するシステムを実装した。

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