1Y-09
ハンドジェスチャとカードの三次元配置を活用したKJ法支援システムの提案
○渡邉佳祐,岩田 満(都立産業技術高専)
KJ法をはじめとするカードを用いた発想法は,新たなアイデアの生み出しや,問題点の解決などを目的に,教育現場や企業などといったところで用いられている.しかし,KJ法は,一度に多くのカードを必要とし,編集作業が複雑になってしまうという問題点がある.また,カードを一覧するために,広い作業スペースが必要となるといった運用上の欠点もある.本研究では,コンピュータ上の空間内に,カードに見立てたオブジェクトを三次元配置し,それらの移動やグルーピングなどを,ハンドジェスチャによって行うことで,一覧性及びカードの操作性を確保するKJ法支援システムを提案する.

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