1Y-07
仮想物体の位置と方向を手指の動作によって定める操作の検討
○松井勇樹,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
3DCGの設計において,GUI環境で仮想物体の位置や向きを定めるためには,多くのドラッグ操作やキーボード入力が必要なため,操作への習熟に時間がかかる.そこで,LeapMotionを用いて取得した手指の動きにより,実世界での物体操作に類似した移動・回転を実現することで,操作者の負担を軽減する.
指でつまんで仮想物体を操作する際は,正確な位置での解放,物体の回転などにおける精度が課題となっている.本研究では,素早く指を離すことなどを契機として,物体を意図する正確な位置で解放できるようにした.また,手指のベクトルの変化から回転角度を求めることで,高い精度の回転操作を実現した.

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