1X-05
建機ノイズを除去したグラウンドデータの生成に関する研究
○中原匡哉,田中成典(関西大),中村健二(阪経大),櫻井 淳(関西大)
 国土交通省は,情報化施工推進戦略を策定し,ICTを活用した建設事業の高精度化に注力している.特にレーザスキャナで計測した点群データを出来高や出来形管理へ活用することで,現状の管理横断面を対象とした線の管理から3次元の地表面を対象とした面の管理に移行でき,高度化が期待されている.しかし,建設現場で計測した点群データには,建機などの不必要なデータが含まれており,そのまま出来高や出来形管理に用いることが難しい.そのため,計測した点群データから建機データを除去する技術が求められている.そこで本研究では,建設現場を計測した点群データから地表面を推定し,自動的に建機ノイズを除去する手法を開発する.

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