1S-07
確率アルゴリズムによる間欠的無線マルチホップ通信の評価
○熊谷 翔,桧垣博章(電機大)
無線マルチホップネットワークを構成する無線ノードの通信モジュールにおける電力消費を削減する方法として, 通信モジュールを間欠的に動作させる手法がある. しかし, 間欠周期を各無線ノードが自律的に決定する場合, 隣接無線ノードが同期的に動作することは困難である. また, 間欠通信環境においては, 隣接無線ノードとの位置情報の交換による位置ベースルーティングが困難であるという問題がある. そこで本論文では, 間欠通信手法であるIRDT と位置ベースルーティング手法であるGEDIR とを組み合わせた確率アルゴリズムによる次ホップノード選択手法を提案し, シミュレーション実験によって性能を評価する.

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