1R-09
音声対話ロボットによる参照表現生成に向けた3次元シミュレータの構築
○小澤優太(電機大),中村友昭(電通大),船越孝太郎,中野幹生(ホンダRIJ)
 音声対話ロボットの実現のために音声理解技術や言語構造の解析を行うことは不可欠であるが、実対話環境下では周囲環境や身体情報などの知識をはじめとした様々な相互作用の理解が重要である。特に部屋の片付けや共通の目的を達成するようなロボットと人の役割分担及び協力が必要な状況では、環境に対応した長時間に渡るインタラクションの実現が必要である。
 そこで、本研究では実対話環境下での参照表現を詳細に評価するためのシステムの実現を目指し、SIGVerse上で再現されたRoboCup@Homeでの世界環境を元に、配置された物体を人間に取ってもらう状況を想定したタスク上での参照表現生成の評価シミュレータを構築した。

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