1R-06
Web議論システムにおけるファシリテータ発言の分析のための文脈特徴の検討
○西田拓哉,白松 俊,伊藤孝行(名工大),藤田桂英(農工大),秀島英三,伊藤孝紀(名工大)
本研究では,Web議論システムにおけるオートファシリテーション実装のため,実データからファシリテータ発言を分析する.そのためファシリテータ発言にどのような傾向があるのか,その文脈特徴について検討する.まずファシリテータ発言自体に特徴的な表現を分析するため,情報利得を用いて特徴的な形態素N-gramを抽出する.そして直前の発言から時間が経過した議論の停滞時の特徴表現を抽出する.また,参加者間,スレッド間での発言回数・発言長・発言時間の偏りや発言内容の評価極性の偏りといった文脈特徴を受けてファシリテータがどのような発言をするのか分析する.

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