1R-03
雑談対話における未知語や属性の獲得のための質問生成
○大野航平,武田 龍(阪大),エリック ニコルズ,中野幹生(ホンダRIJ),駒谷和範(阪大)
対話システムは自らの知識にない語(未知語)について答えることはできない.またある単語に関して話すには,その属性(料理ならジャンル等)が必要である.本研究では,雑談対話中に現れた未知語や未知の属性を対話中に獲得する.まず獲得対象を,知識にない単語,知識にある単語の別表現(略語など),単語の属性,の3つに分類する.このうち知識にない単語に対しては,所属クラスの候補を絞り込む質問を生成し,決定できればさらに属性に関する質問を生成するなどして対話を継続させる.別表現に対しては,同義である単語を同定するための質問を生成する.雑談対話の中で唐突でない質問が生成できるか否かについて評価を行う.

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