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ロボットセラピーによる認知症ケアのためのロボットの行動設計
○宮下晃拓,任 福継,西出 俊(徳島大)
本研究ではロボットを用いた認知症改善を目的とした行動設計に関する研究を行う.特に認知症の改善に効果があると期待されているユマニチュードをもとにロボットの行動モデルを設計し,アルデバラン社が開発したNaoに実装した。これまではユマニチュードにおける「見る」,「話しかける」,「触れる」,「立つ」のうち,患者に直接接触しない「見る」と「話しかける」について実装した。実験を行った結果,ユマニチュードで求められている行動基準である,目線合わせ・前向きな言葉を使ったロボットの発言などを実現することに成功した.

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