情報処理学会 第78回全国大会講演要旨

ソフトウェアプロダクトライン(SPL)開発のコア資産では、テストすべき製品が膨大なため、ペアワイズ法を応用しフィーチャのペアを網羅するテスト手法が提案されている。具体的にはフィーチャモデルに対して既存のペアワイズ法の手法を適用する事で全てのフィーチャのペアを得る。しかし、フィーチャモデル・コア資産間の不整合により、実現不可能なフィーチャ・フィーチャのペアが存在する事がある。これを含む製品はテストが出来ず、その製品によってテストすべきだった実現可能なペアのテストも出来なくなり、テストの質が下がる。そこで、実現不可能なフィーチャを検出する事で、実現可能なフィーチャのみを出来るだけテストする手法を提案する。