1H-06
FPGAシステムにおけるデータ圧縮を活用したSkewed DRAMキャッシュ
○大谷伸吾,小川愛理,吉瀬謙二(東工大)
近年、画像処理や通信処理等の特定用途にFPGAを利用する研究が盛んである。しかし、これらの処理を行う上でRAM容量の不足が問題になることが多い.一般に、容量不足の解消にはデータの圧縮が有効であるが、圧縮によってデータ長が可変になり、扱いにくいというデメリットもある.この問題を軽減する関連研究として、圧縮率ごとにデータを配置するwayを選択することでRAMを効率的に利用でき、かつメタデータの少ない圧縮キャッシュが提案されている.
本稿では、メモリ容量不足の解消を主軸として、この先行研究の手法を元に、FPGAシステムにおけるDRAMのキャッシュとしての利用法を提案する.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会