1E-05
ディープ・アクティブラーニングへと誘う「学びログ」による形成的学修評価システムの構築とポートフォリオの開発
○木村美奈子,二摩修司(九女大),安永 悟(久留米大),平 治彦(日本データパシフィック)
大学教育において、重要なのは、教育方法の改善等のインカムの部分と同時に質保証(アウトカムズ)である。質保証として有用な媒体としてポートフォリオがあるが現在のポートフォリオは紙ばさみ的なものにとどまっており、学修活動の履歴として評価分析できるものが存在しない。そこで我々は、能動的学修活動から、学修プロセスにおける学修者の行動を「学びログ」としてデータベース化し、併せて構築する学修評価基準データベースにあてはめることで、学修行動と学修成果の相関を客観的に見える化する学修評価システムを構築する。また、学修評価を学修成果で終結させずに次への学びのステップになるように、「知」にこだわった、より深いディープアクティブラーニングに導くために、より深い学修活動の特徴を捉え、多様化する学修スタイルと学修プロセスの相関を測り、「評価」を重視することで、学修者と教師の両方に、教育のPDCAサイクルを循環させることができるディープアクティブラーニングへと誘うことができる発展的な学修評価システムと、それに伴うポートフォリオの構築を試みる。

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