1D-03
リストバンド型端末向け本人認証技術
○高田晋太郎,長坂晃朗(日立)
手首に常時装着されるリストバンド型ウェアラブル端末の普及が見込まれている。
ウェアラブル端末は、装着者が本人であることを証明するIDの発信機として使用できることから、金融決済や入場管理などへの活用が期待されている。本活用方法の実現には、なりすまし使用を防ぐため、端末の認証者が本人であることに加えて、本人が確かに装着していることも担保する枠組みが必要となる。
本研究では、端末の装着部位と同一の身体部位である手首の血管パターンによる生体認証に着目し、認証者と装着者が同一であることを担保するとともに、装着動作と認証過程を一体化しユーザの使い勝手も損なわないリストバンド型端末向け本人認証技術を提案する。

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