1B-05
サッカーの攻守推移モデルに基づくパス抽出の評価
○大塚 寛,山中 亮,佐藤祐亮(愛媛大)
我々はサッカーにおける選手やボールの位置データから、ゲーム分析、特に戦術分析に利用可能な客観的な情報の抽出に取組んできた。具体的には、まず位置データに基づいてボールの支配権とその時間的推移をモデル化し、次にこれに基づいてチームとしての攻守推移のモデルを構築してきた。

戦術分析を行うためにはボールの移動状況を把握することは重要な要素である。そこで本研究では、上の攻守推移モデルを用いてパスに関する情報を抽出し、戦術分析への利用を試みた。
併せて位置データを基に抽出したゲーム状況と実際の映像を比較し、評価・考察を行ったのでこれを報告する。

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