1A-06
コンテナ型仮想化環境向き負荷予測システム「Tetris」の開発
○叶 如絵,田胡和哉(東京工科大)
コンテナ型仮想化環境として「Kubernetes」がある.Kubernetesのスケジューラはプラグイン構成をとる.既存のスケジューラとして,順番に振り分ける単純なラウンドロビン方式のみが実装されている.実際の環境では,各ノードのスペックが異なるし,コンテナの負荷もそれぞれ異なる.このままでは,個別ノードに負荷が集中してしまうことが予想される.
ここでは,事前にコンテナイメージのプロパティを計測して,各イメージの特性を把握しておくことを考える.このイメージのプロパティを考慮すると共に,リアルタイムのコンテナの負荷パラメータと各ノードのリソース情報を加えて,コンテナの最適な実行先を自動的に判断するシステムを提案する.

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