6ZF-08
機能制限アプリケーションを用いたスマートフォンユーザの行動変容に関する研究
○渡邊宏尚,土田 栞,皆月昭則(釧路公大)
今年度,初等・中等教育でスマートフォンを保護者が預かり,使用時間を制限し
ようする試みが行われている.携帯電話から発展してきたスマートフォンは,個
人の所有物という意識が高いため,保護者が預かるという方策は有効性が低いで
あろうという見方がある.そこで,本研究は,スマートフォンを所有させながら
機能制限の応用ソフトでスマホを使用していなかった時間を管理できるようにし
た.機能制限をかけた時間がログとして記録されるため,後日,保護者などに証
明する際の,穏やかなコミュニケーションと人間関係によるというコメントが得
られた.スマートフォンを保護者が預かる方策と本研究で開発した機能制限ソフ
トの使用方策の,どちらか良いのか教育委員会などの教育関係者,生徒,大学生
に調査した.

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