6ZF-02
生活環境と学習行動の相互作用による社会人基礎力定着プロセス
○坂井和貴,北島宗雄,中平勝子(長岡技科大)
本稿では,学生が大学生活において獲得/強化されるであろう社会人基礎力を学生を取り巻く生活環境と,その刺激を受けた結果生じる学習行動の相互作用と捉え,その定着プロセスを理解する.大学における学生生活は,学生が4年以上の長期に渡り自らの能力を自律的に育成する機会である.従って,自己コントロールという要素が重要項目となる.ここでは,それを時間の使い方と捉え,学生が持ちうる非拘束時間時間の割合を学生が置かれた環境で指標化し,非拘束時間における学習あるいはその他の行動実態を調査することで学生の社会人基礎力定着プロセスを測定することが可能と考え,68名の大学生を対象とした調査例を示す。

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