6ZD-05
C4.5アルゴリズムを用いた環境コントロールシステムの開発
○松本圭一,堀部典子,青木振一,山下勇輝,山崎裕貴(崇城大)
 近年,日本の農業で,農業就業者の高齢化と後継者不足の問題が指摘されている.そこで,本研究では,農作業を自動化することによって,農業就業者の労力を軽減するためのシステム開発を目的とし,農業物の栽培に最適な環境を維持するための制御ルールを自動生成する機能を開発する.まず,環境制御ルールを表現するためのモデルとして決定木を採用し,その生成に機械学習アルゴリズムを採用する.さらに,本手法を実際の栽培環境へ適用するため,水耕栽培による農作物栽培実験を行う.水耕栽培実験では,LED光源の照射時間とレタスの成長の関係を明らかにする実験を行う.さらに,その実験結果により得られるデータに基づいて,最適な照射時間を導出する制御ルールを生成し,その有効性を検証する.

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