6ZD-03
トマト栽培実験による環境データ収集と環境要因の評価
○山下勇輝,堀部典子,青木進一,松本圭一(崇城大),椎葉優希(J-support),山崎裕貴(崇城大)
 近年,日本の農業では,農業従事者の高齢化や新規農業従事の減少が問題となっている.そこで,農作業に必要な人的コストを軽減するために,農作物栽培環境のコントロールを自動化する手法の開発を目的とした研究を行う.本研究では,個々の農地がもつ有益な環境特性を検出する方法を確立する.本学に設置された農作物栽培実験用ハウスで過去2年間に収集された気温,湿度,及び日照量などの環境データを重回帰等の手法を用いて分析し,トマトとイチゴの糖度,大きさ,収穫量等に影響を与える環境要因を調べる.その調査結果に基づいて,品質向上につながる環境条件についての仮説生成と,その有効性検証のための栽培実験計画について解説する.

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