情報処理学会 第77回全国大会講演要旨

前段階研究では、ユーザにストリートダンスの技の動作と自身の動作の違いを直観的に理解させることを目的に、模範動作を光によってユーザの身体に直接投影し、鏡を通してユーザが動作を確認するシステムを構築した。評価実験では一定の良い評価が得られたが、模範とユーザの動作を重ね合わせる、また鏡を用いる効果についてさらなる検証が必要である。そこで本研究では、ユーザが自身の動作を確認する方法として、鏡を用いる、カメラ映像を用いる、カメラ映像から作成されたオブジェクトを用いる方法を、またユーザと模範動作の違いを確認する方法として、2つの動作を並列に表示する方法、ユーザの動作に模範動作が重畳描画される方法を提案し、計6パターンについて比較評価を行う。