6ZA-03
Arduinoを用いたインタラクションTシャツの開発と評価
○伊藤 颯,小川克彦(慶大)
 私が強く思う現代におけるストレス発生の一つの要素であるのが「見知らぬ人の電車座席での自分に対する寄っ掛かり」である。電車内でうとうとと他人の肩に頭を乗せ、目的地につくと謝りもせず降りてゆく人に対して、不満感を抱いたまま無駄な労力を使う現状を打破したい。当事者に対し、意識的な注意を促したいと考え、肩部分にかかる圧力をセンシングすると小型スピーカから音の出るTシャツを開発し、当問題解決策の一つとして提示する。そして、Tシャツを実際に着用し、現場で使用することで当事者の反応を踏まえ、当問題に対し効果的か否か等を評価した。流れる音や音量、センシングの感度にも左右されることがわかり、適切な音や圧力センシング感度の精度を向上していきたい。

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