6ZA-01
人体通信を用いた家庭内における子どもの危険予測通知システム
○磯 優花,加藤康男,長谷川大,佐久田博司(青学大)
1ー9歳の子供の死因の第一位は不慮の事故であり,そうした事故のほとんどが,保護者の注意不足が原因となっている.親の監視を前提として,それ以外の方法で不慮の事故を少しでも減らす必要がある.本研究では,人体通信を用いて,危険なオブジェクトの周りにセンサを設置し,子供が危険だと思われる行動を取った時に,保護者の携帯にその状況を知らせる.また,そのデータの蓄積によって,人間工学の観点からも事故を減らすことができるようにする.実験では,一般的な家庭の仮想空間を作り,実際子供が危険だと思われる行動を取った時に,きちんと通知がくるかという確認を行う.

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