6Y-06
優先度を考慮した災害時情報配信スケジューリング手法の提案
○中本裕也,塚田晃司(和歌山大)
大規模災害時、情報通信インフラに甚大な被害が発生する事があり、重要な情報が被災者に届かないといった問題がある。そのため、東日本大震災以降再び注目されるようになったラジオを用いた情報配信を行う。微弱電波を用いたラジオ放送を行い、被災者の情報収集の手助けを行う。ラジオ放送により音声データを届けるため、聴衆者の聞き逃しや、情報量の多寡において伝わらない情報が発生する問題がある。そういった問題を解決するため配信する情報に優先度を付加し、人々に広まってほしい情報を多く、そこまで重要でない情報を少なく放送するスケジューリング手法の提案を行う。

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