6P-08
多様な形態の相槌をうつ音声対話システムのための傾聴対話の分析
○山口貴史,吉野幸一郎,高梨克也,河原達也(京大)
雑談型音声対話システムの一つにユーザの話を聞く傾聴システムがある。従来の傾聴システムは質問を行う、相槌を打つなどといった基本的な行為が実装されているが、人間の対話でみられるような相槌の形態や韻律を調整することは行われていない。一方、相槌生成のタイミング予測の研究はあるが多様な形態の相槌をうつような枠組みは検討されていない。そこで本研究では、傾聴対話システムの実現を目標として相槌の形態パターンと先行発話の構文的な区切り、節境界の強弱との関係の分析を行う。

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