6P-06
SVMとCRFを用いたロボットによるロバストな命令理解
○小堀嵩博,中村友昭,長井隆行(電通大),中野幹生,船越孝太郎(ホンダRIJ),金子正秀(電通大)
ロボットを動作させる際に,音声による命令が最も自然かつ容易であるといえる.そこで,本稿では多様な言い回しのある命令を,ロボットが理解し行動生成を行う手法を提案する.ロバストな命令理解のために,Support Vector Machine (SVM)による行動識別と,Conditional Random Field (CRF)による行動に必要な名詞(スロット)抽出を組み合わせる.さらに,それぞれの抽出結果と,行動とスロットの共起関係,音声認識結果を統合することで,音声認識誤りに頑健な言語理解が可能となる.実験より,ノイズがある環境下においても高い精度で命令の理解が可能であることを示す.

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