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対話を通じた情報獲得のための質問選択とその実験的評価
○大塚嗣巳(名大),駒谷和範(阪大),佐藤理史(名大),中野幹生(ホンダRIJ)
我々は,対話システムにおいて,ユーザへ適切に質問することで情報(未知の飲食店のジャンル)を獲得する手法を構築している.この手法では,店舗のジャンルに関する推定結果に基づき,最適なジャンル数を含む質問を選択する.本稿では,その質問手法と,それを実装したシステムで行った被験者実験の分析結果を報告する.質問は,店舗が候補ジャンルに該当する確率と,ユーザが質問形式に感じる賢さを数値化した効用から算出した期待効用に基づき選択する,実験ではまず,被験者が実際に質問を聞いて感じた賢さと,効用の値を比較した.また,被験者から収集した店舗での推定正解率が,開発データでのものと同等であったことを確認した.

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