6K-01
並列分散軽量プログラミング言語に適したブレークポイント手法
○工藤朋哉,小宮常康(電通大)
プログラミングのデバッグにおいてブレークポイントがよく知られている。並列プログラミングにおいては、SPMDのように全てのプロセスが同じプログラムを実行する場合は一つのブレークポイントによりすべてのプロセスを停止できるが、異なるプログラムを実行する場合にはそれぞれのプログラムに適切なブレークポイントを設定する必要があり煩わしい。全てのプロセスの停止はポーリングを用いることで実現できるがオーバーヘッドが大きい。
本研究では複数のプロセスが異なるプログラムを実行する並列プログラムにおいて、オーバーヘッドを考慮しつつ、一つのブレークポイントで全てのプロセスを停止する手法について提案する。

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